「誰でも伸ばせる先生」は存在しない
成績を伸ばすのが上手い先生はいます。声かけがうまい、説明が整理されている、といった強みは確かです。しかし誰に対しても必ず伸ばせる先生はいません。相性と、受け手の準備状態があるからです。
さらに、「あの先生で伸びた子」が別の先生でも同じように伸びる、ということはもっとありません。成功談を一般化しすぎないことが重要です。
巷のインタビューが生む幻想
「私にもそんないい先生がいたら、数学が好きになったのに」 ー よくある言説です。気持ちはわかりますが、他責思考のままでは、仮にその先生がいても続きません。環境が整っても、受け取る側の姿勢が育っていなければ成果は定着しないからです。
勉強の本質は「わかりやすい人探し」ではない
本来の勉強は、どんな人の話でも聞ける/理解しようとする姿勢を身につけることです。わかりやすく説明してくれる人を探し続けることは、便利ではあっても本質ではありません。
説明が上手い人に出会えたらラッキーです。ただ、それを前提に設計すると、塾難民化や他責が固定されます。
まとめ
万能の先生はいません。伸びた子の再現性も万能ではありません。インタビューに憧れるより、どんな説明でも理解に向かう力を家庭と本人で育てる ー それが他責から抜ける近道です。